掃除のお悩み
お悩みポイント
- 「掃除のときに力が入らない」
- 「掃除機が重くてかけられない」
- 「トイレ掃除や風呂掃除ができない」
«原因»
治療や症状による影響で、手に力が入らない、腕をあげにくい、重いものが持てないなどの症状がでることがあります。
«工夫ポイント»
- 掃除機は重いので、床もクロスを使用するとよいでしょう。
- お掃除ロボットを利用してみるという方法もあります。
- 一度に家中を掃除するのではなく、手を洗った後に水道回りを拭く、外出から帰ったら玄関を掃くなど、日常的に少しずつお掃除してみるのはいかがでしょうか。
- トイレの便座は使い捨ての便座シートを使うと便座の掃除を省くことができます。
- お風呂にスポンジやブラシを常備して、入浴中に目についた汚れをササッとこするようにすると、入浴しながら簡単な掃除ができます。
- 浴室床は汚れを見つけたらカビ取り用洗剤を吹きかけて数分おいてから水で流すようにして、がんこな汚れになる前に防ぎましょう。
お悩みポイント
- 「掃除するときのホコリが気になる」
- 「カビを吸いこむおそれがある」
«注意点»
治療による免疫力の低下によって、身近な環境中のホコリやカビにより、感染症をひき起こす可能性があります。
«工夫ポイント»
- ホコリがあるところは、市販の清掃クロスやハンディーモップを利用するとよいでしょう。
- はたき掃除は、ホコリが舞う原因になるので、避けましょう。
- 掃除をするとき窓を開け、換気をしながらおこないましょう。掃除のときはマスクをつけておこなうと、ホコリなどの吸い込みを防ぐことができます。
- 掃除が終わった後必ず石鹸でよく手を洗い、うがいをしましょう。
- 掃除代行サービスを利用する方法もあります。
- 監修
- 国立がん研究センター がん対策研究所
- 更新月
- 2022年8月