治療のための
お役立ちTo Doリスト
がんの治療を決めるとき、“情報が多すぎてよくわからない”、“本当にこの治療でいいのかな”、“どうやって自分で判断したらいいんだろう”と悩んでしまうことがあるかもしれません。そんなときのサポートツールとして、この「治療決定のためのTo Doリスト」をご用意しました。上から順に当てはまるものにチェックを入れていくことで、あなたの準備の進み具合がわかります。自分が納得した上で治療を決定するために、ぜひ活用してみてください!
To Doリスト
準備ができていると思う項目をクリックしましょう。
チェック結果
参考になるページ
- わたしらしいがん治療ノート
「わたしの病気」
- がんの治療
- わたしらしいがん治療ノート
「わたしの治療」
- 自分の今を伝える
- わたしらしいがん治療ノート
「わたしのチェックシート」、「現在(今、大事なこと)」、(「未来(これからの自分)」
- わたしらしいがん治療ノート
「周りの人にお願いしたいこと」、「職場に伝えたいこと」
- わたしらしいがん治療ノート
「治療費・お金のこと」 - がん支援制度かんたんチェック
- いつ?どう使う?がん支援制度
- 監修
- 国立がん研究センター がん対策研究所
- 更新月
- 2022年3月
まずは自分の病気や今の身体の状態について理解することが準備の第一歩です。わたしらしいがん治療ノート「わたしの病気」等を活用して状況を整理しながら、わからないことは主治医に確認しましょう。
これからおこなう治療について詳しく把握しておくことは、後悔しない治療選択をする上でとても大切です。「がんの治療」ではがんの治療法について基本的なことをわかりやすくまとめています。また、ご自身がおこなう治療法についても、わたしらしいがん治療ノート「わたしの治療」等を活用して整理し、わからないことがあれば主治医に確認しましょう。
がんの治療に対する向き合い方は人それぞれです。あなたらしい治療をおこなうためには、一緒に治療を進めていく医師や、医療スタッフ、家族など周囲の人に自分の希望を言葉にして伝えていくことが大切です。自分を伝える大切さについてもう少し知りたい方は「自分の今を伝える」をご覧ください。また、自分の希望や治療目標がわからない場合は、わたしらしいがん治療ノート「わたしのチェックシート」で自分自身をあらためて振り返ってみることや、「現在(今、大事なこと)」、「未来(これからの自分)」で今後自分が何をしたいのかを整理することが手助けになるかもしれません。
自分自身が納得して治療をはじめることが、治療を継続していく上で何よりも大切です。納得できていない点はないか、もしある場合それはどんなことかを整理し、主治医に相談してみませんか?もし、主治医とのやりとりがなんだか上手くいかないな、と感じている場合は「患者さんと医師のコミュニケーションギャップ」を読んでみてください。解決のヒントになるかもしれません。また、他の先生の意見を聞きたい場合にはセカンドオピニオンを活用することも方法の一つです。「セカンドオピニオン活用術」では、セカンドオピニオンを効果的に活用するためのコツを紹介しています。
がんの治療は日常生活や家庭、仕事に少なからず影響が及びます。治療に時間がかかる、入院が必要になる場合もあります。治療に専念するためにも、自分一人で抱え込まず、周りの人にも頼りましょう。わたしらしいがん治療ノート「周りの人にお願いしたいこと」や「職場に伝えたいこと」等を活用して、周囲の人や職場にどんなサポートをお願いするか整理していくことがおすすめです。書き出すことで少しずつ気持ちが楽になる場合があります。
がんの治療はお金がかかりますが、がん患者さんが利用できるさまざまな制度があります。保険や役に立つ制度、その手続きについてあらかじめわかっておけば、安心して治療に集中できます。「がん支援制度かんたんチェック」、「いつ?どう使う?がん支援制度」では、ご自身の利用できる制度がわかります。わたしらしいがん治療ノート「治療費・お金のこと」に情報をまとめておくと後から便利です。