知っておくと安心。
がん治療の副作用対策とセルフケア
抗がん剤などによる副作用について説明を受けると、「自分に起こったらどうしよう」「つらいのかな」と誰もが不安、心配になります。説明された副作用は必ずしもすべての人に起こるわけではありませんし、治療内容や患者さん一人ひとりの身体の状況によって症状の出方が異なります。できるだけ心や身体への負担を小さくして、治療を続けていくためには、起こる可能性のある副作用について理解し、身体や生活の変化に備えておくことが大切です。
がんの治療中によくみられる副作用について、起こりやすい時期や症状の伝え方、対策などを、国立がん研究センター中央病院の先生方にお聞きしました。
今回お話を伺った先生方
- 国立がん研究センター中央病院 腫瘍内科 科長 米盛 勧 先生
- 国立がん研究センター中央病院 薬剤部 主任 宇田川 涼子 さん
- 国立がん研究センター中央病院 副看護師長 がん薬物療法看護認定看護師 三浦 仁美 さん
- 国立がん研究センター中央病院 栄養管理室長 土屋 勇人 さん
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副作用一覧
本記事では、抗がん剤治療や放射線治療全般で起こりうる副作用を取り上げて解説しています。分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬では、従来から使われてきた抗がん剤とは異なる種類の副作用が起こることがあります。ご自身の治療内容と起こりうる副作用については、医療機関から渡された説明書(患者さん向けの冊子など)にきちんと目を通し、把握しておきましょう。
- 監修
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- 国立がん研究センター中央病院 腫瘍内科 科長 米盛 勧
- 国立がん研究センター中央病院 薬剤部 主任 宇田川 涼子
- 国立がん研究センター中央病院 副看護師長 がん薬物療法看護認定看護師 三浦 仁美
- 国立がん研究センター中央病院 栄養管理室長 土屋 勇人
- イラスト
- USANET
- 更新月
- 2023年3月